×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。




〜SOEX〜

※結局「SOEXとはなんだったのか?」ということをゲームと比較しながら振り返っています
※ネタバレするので、SOEXをこれから見たい!という人は見ない方がいいです。
※多少批判的ですが、管理人はこれでもかなり抑えて書いています

●概要

ゲーム「スターオーシャン セカンドストーリー」と、その漫画化作品が原作のアニメ。
放映期間は、2001年4月3日〜2001年9月25日。
毎週火曜日 18:30〜19:00に、テレビ東京系列から放映されていた。
今は、DVDも出ている。
視聴率はそこそこあった。

なお、この時期に放映したのには、ちょうどその頃に発売されたブルースフィアの販売促進という意味があったと思われる。

●主題歌

オープニング『To the Light』 歌・ 八反安未果 作詞・Kentaro 作曲/編曲・葉山拓亮
エンディング『Hearts』 歌・西端さおり 作詞・久世まりあ 作 曲/編曲・馬飼野康二

歌手はあまり知らないが、歌自体はそんなに評判は悪く無かった。

●登場キャラ

クロード、レナ、セリーヌ、アシュトン、プリシス、レオン、ボーマン、オペラ、エルネスト

上の主要メンバーに加え、ずっこけ三人組(漫画にのみ登場)とユキさんが、何故か頻繁に、と言うか最終回にまで登場。
この点からも、漫画を参考にして作っていたことが読み取れる。
ちなみに、ノエルとチサトは出てこない。
ネーデに行ってないのだから当たり前だが。

●声優

主要メンバーだけですが、以下の通り。

クロード…結城比呂
レナ…飯塚雅弓
セリーヌ…:金月真美
アシュトン…関智一
ディアス…子安武人
プリシス…半場友恵
ボーマン…松本保典
レオン…三橋加奈子
オペラ…松本梨香
エルネスト…家中宏

声優には詳しくは無いが、ゲームの声優と比べると、やや見劣りする気がする。
とりあえず、ゲームの声優とは全て違うことだけは確か。
要するに、金をケチった、ということだと思われる。

ちなみに、クロードの結城比呂氏はSO1の主人公ラティの声。
ディアスの子安氏は、VPのレザードの声である。

●作画

ゲームや漫画の絵の雰囲気とはだいぶ違う。
使い回しが多いためか、戦闘シーンに緊迫感や爽快感がない。
好みにもよるかもしれないが、全体的にあまり良い評判は聞かない。
ちなみに、各キャラの服装などは漫画版。

●ストーリー

クロードがミロキニアからエクスペルに事故によって飛ばされる。
レナを光の剣(フェイズガン)で助ける。
そのことから、レナはクロードのことを光の勇者だと思い込む。
自分がウェスタの本当の子供で無いことを知っていたレナは、アレンとの一件の後、
クロードとともに自分探しの旅をする決意をする・・・。

と、細かい部分に違いはあるものの、序盤はほぼゲームに沿ったストーリーになっている。
ゲームの、と言うよりは漫画の話を参考にしていると言った方が正確かもしれない。

中盤は、特にその傾向が出ている。
例えば、エラノールを救うためにメトークスを採りに行く〜という辺りは敵も含め漫画そのままである。
だが、クリクでのフィリア登場、大地震→大津波というシーンなど、大事な部分がいくつか割愛されいたりもする。
その代わりに何が入っているかと言えば、漫画にもゲームにもない、ドタバタコメディとかむねキュンなラブコメが入っているだけである。
前線基地までは何とか本筋は守っているが、だんだん雲行きが怪しくなっていく。

そして、終盤。ストーリーが完全に破綻する。
シンは前線基地の時点で既に消滅し。
ラクールホープは敵の手に落ちずに、修理したのちソーサリーグローブに向かって発射。
これで一件落着かと思いきや、ソーサリーグローブは真の姿を現し・・・。
その中にクロードとレナが乗り込むと、そこにガブリエルと名乗る男が・・・。
そこで、レナはネーデの巫女であることを知らされ・・・。
(中略)
最後に、クロードがフェイズガン(レオンが修理)をぶっぱなして、はい終わり。
かと思ったら、まだエクスペルの崩壊は止まっていなくて・・・。
そこへ、ジーネが現れて時を止めて、その間に敵の本拠地へ行けと言われ・・・。
仲間と一緒に時空転送装置でネーデへ・・・。

おそらく、最後はほとんどヤケクソで作っていたのではないかと思われる。
この強引なまとめ方は、ある意味凄い。
とりあえず、ゲームとは完全に別物である。

●続編

最終話が続編を匂わせる終わり方だったためか、続編が出るという噂が流れたのだが、結局はやらず終いだった。やらなくて大正解。

●評価

ゲームファンからは、とにかく叩かれまくった作品。
掲示板に書き込んで下さった方々の意見を参考にすると、こんな感じ。

良い点:音楽
悪い点:その他ほぼ全て

これでは、あまりに大雑把過ぎるので、特に不評だった点をまとめると、

@ゲームと声優が違う
A絵に違和感
B話が違いすぎ

の、主に三点ということになる。

@については、本当にたくさんの愚痴が聞かれた。
ゲームファンは、ゲームの声優の声に慣れており、また愛着が強いので、
それが変わってしまった事への違和感、怒りは相当の物があるのは当然と言える。
そのキャラに対する愛着があればあるほど、耐え難かったようだ。
(私は、レナの声を聞いた時吐き気すら催した)

一方で、金銭面を考えれば、仕方が無いのかな、とも思う。

Aは、回によっても違うのだが、「バランスが崩れている」、「戦闘シーンに迫力が無い」、といった意見が聞かれた。
使い回しが多く、金をケチった結果なのか、スタッフの実力不足なのか。


Bストーリーの紹介を見ていただければわかるが、とにかく全然違う。
多くの人が、「あれはスーオーシャンではない」とか、「別のアニメ」という発言をしている。
まさしくその通りで、骨幹となる部分が全く違うのだから、完全に別物のアニメと言える。


また、上の三点にも絡んで来るが、「製作者はゲームをやっていない」とか「ゲームファンを無視している」という声がかなり聞かれた。
あれだけゲームを歪められてしまえば、そういいたくなるのもわかる。

放映当初は、かなり愚痴が多かったのだが、後半になるともはや諦めと言うか、「どうでもいいや」という感じになっていた気がする。
もう口にするのもイヤになっていたのだろう。

●考察

頂けない点を上げるとキリがないので、ここはストーリーについてだけ。

一体、なぜあれだけストーリーが違うものになってしまったのだろうか?

その原因は、漫画を参考に作成していたからではないか、と推測している。
知っている人は知っていると思うが、SO2の漫画は実に無茶苦茶な形で終わっている。
それはエニックス内での内部分裂が原因である。
主な作家陣は、SO2漫画版の作者、東氏も含め、皆マッグガーデンに引き抜かれてしまった。
そのため、ガンガンの人気連載漫画は次々と強制的に終了させられてしまい、多くのファンを失望させた。 そういう事件があった。

実は、SOアニメが放映されていたのは、ちょうどこのごたごたの時期なのだ。
アニメを作成している側からすれば、最初っから漫画に沿って作っていたのに、その漫画自体が打ち切りで、「どないせいちゅーねん」って感じだったのではないだろうか?
そう考えると、後半から突如としてストーリーが崩れていったことも納得がいく。
と言うより、そうでも考えないと理解不能。
もし、放映前に全部作ってあったのだとしたら・・・(検閲)

●結論

声優が違う。絵も違う。ストーリーも違う。したがって、もはやスターオーシャンではない。

漫画から、どうでも良い部分だけを抽出し、ストーリー上大事な部分を片っ端から切捨て、 最終的には、糸が切れた凧のようにどこかへ飛んで行ってしまった作品。

元々「漫画を元にして作る」ということ自体ゲームファンにとってはナンセンスであり、
それがそもそもの間違いだった。
初めから、漫画など見ず、ゲームの声優で、ゲームの内容で、ゲームのストーリーで作って欲しかった。
これが、ゲームファンの共通の願いであったと信じて疑わない。


SOアニメ掲示板のログ→
最後に毒吐き→