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+レオンの不幸な一日+


〜第五章〜


ぐいっ。

クロードは、レオンの腕を思い切り引っ張った。
「わあっ!?」

ドサッ

レオンは、そのまま倒れ込み、クロードに抱き着くような格好になってしまった。
「急に何するんだよぅ・・わっ」
クロードは、それを良いことに、両腕をレオンの背中に回し、ぎゅっと抱き締めた。
「ちょっ、お兄ちゃんっ、離してよ!」
慌てて抗議をするレオン。
だが、クロードは離すどころか、レオンの身体を撫で、抱き心地を楽しんでいる。
「離してって!ん〜・・・!!」
レオンは、クロードを引き離そうと、力いっぱいクロードを押すが、クロードはびくともしない。
今度は片手をレオンの後頭部に回し、撫でてくる。
「ん〜っ!ん〜〜〜!!はぁ、はぁ・・・」
レオンは、必死に抵抗するうちにバテてきてしまった。
クロードの服を、きゅっ、と掴んだまま荒く呼吸をするレオン。
と、

はあぁぁ・・・・・・

「!!?」
突然、耳に生暖かい空気が送り込まれた。
クロードが唇をレオンの耳に近づけ、息を吹き掛けたのだ。
「お、お兄ちゃ・・何を・・・」
さらに、耳元で囁いてくる。
「もう終わりかい?レオン・・・」
その吐息が、レオンの耳の奥まで充満し、侵していく。
レオンの敏感な耳は、その度に反応し、ぴくっぴくぴくっ、と上下に動き、そのふさふさな耳先がクロードの顔を撫でる。
「ふふっ、くすぐったいじゃないか・・・」
もちろん、レオンはしたくてしているわけではないのに、クロードは意地悪く囁く。
「ぼ、ボクのせいじゃないよ・・・」
「うん・・・?じゃあ、誰が悪いんだい・・・?」
クロードは、わざとゆっくり、しかし逃げられないように密着させて問い掛ける。
「お、お兄ちゃん・・・お兄ちゃんが、ぼ、ボクの耳に・・ああぁぁんんっっ!!」
今度は、息では無かった。
もっと、直接的に、湿った物が入り込んできたのだ。


泡盛さんサンキュー♪


ぴちゃ・・くちゅくちゅくちゅう・・・れろ・・・

クロードは、舌をレオン耳の奥まで差し込み、丹念に、そして執拗に舐め回す。
「あ・・・ああぁぁ・・・・」
濡れた異物が耳の中を蹂躙し侵していく感触に、レオンは、言葉を話すこともままならない。
全身から力が抜け、意識すら飛んでしまいそうになる。

ちゅぷ・・・くちゅ・・・ちゅぷっ・・・

耳の奥から、一本の透明な糸がクロードの舌先へとつながり・・・それは、ついに切れて、レオンの耳へと吸い込まれた。

「はあっ、はあっ、はあっ・・・」
何とか意識を留まらせ、耳を抑えるレオン。
だが、苦しみはこれで終わったわけでは無かった。

つつーー・・・っっ・・・・

「・・・ぁ・・やあぁん!!」
レオンの耳の中は、既にクロードの唾液で溢れ、それが耳の奥へと伝って行ったのだ。
レオンは、慌てて指を耳に突っ込み、ねっとりとした液体を取り除こうとしたが、一度入ってしまったものは、どうすることもできなかった。

「あぁ・・・うぅ・・・・・」
耳の奥を、ぬめぬめとした冷たいものが流れていく。
その言葉では表現できない感触に、レオンの瞳から、当人にも理由がわからず、涙が浮かんできた。

「レオン・・・」
それを見たクロードは、不意に顔を近づけ・・・レオンの瞳に軽くキスをした。
「あ・・・」
思わず目をつむるレオン。
クロードは、レオンの瞳から溢れた水滴を吸い取り、口の中でしばらく唾液と混ぜた後・・・ごくんっ、と音を立てて飲み込んだ。
「ん・・・ちょっとしょっぱいかな?」
レオンを見つめて、無邪気に微笑むクロード。
「・・・・・・」
レオンは、何故か恥ずかしくなって赤面した。

「ふふ、可愛いな、レオンは・・・。さてと、じゃあ、そろそろ・・・」
そう言うと、クロードは、レオンの両肩に手をかけ、体重をかけてレオンをベッドに押し倒した。
「!!?」
さらに、レオンの白衣を剥ぎ取り、シャツのボタンに手をかける。
「やぁっ!やめて!お兄ちゃん!」
手足をバタつかせ、必死に抵抗するレオン。
それに対し、クロードは、片方の手のひらでレオンの両手首を捕まえると、ぐいっとレオンの頭上に持って行き、押さえ付けた。
「う〜〜・・・・・!」
レオンは、両手の拳を握り締め必死にクロードの拘束を解こうとするが、こうなってしまっては、レオンの力ではどうすることもできない。
クロードは、そんなレオンの抵抗など全く意に介さず、もう片方の手でシャツのボタンを外していく。
「レオン・・・もうちょっと待ってろよ・・・気持ち良くしてやるからな・・・」
「・・・お願いだから、やめてよぅ・・」
レオンは懇願するが、クロードの手は止まらない。
レオンのシャツのボタンを二、三つ外したところで、クロードは、手を服の間に差し込み、バッとはだけさせた。
レオンの首筋から胸元にかけてのラインが露になる。
その肌は若々しく、美しいほどに白い。
「きれいだよ・・・レオン」
「やぁ・・・えっち・・・」
顔を背けて、つぶやくレオン。
その頬は、抵抗したから、それとも羞恥心からか、赤い。

「ふふ・・・人間は、みんなえっちなんだよ、レオン」
諭すかのように言うと、クロードは、その白く滑らかな肌に、舌先を、ちょんっと付けた。
「あぁんっ!」
途端に、ぞくぞくっという感触が全身を走る。
更にクロードは、そのまま胸元から首筋にかけて、つつつーーーっと、一気に舌を這わした。
「ひゃあぁぁんっっ!!」
一際大きな喘ぎ声が上がる。
「ん?・・・そうか、レオンは首筋が弱いのか・・・」
そう言うと、クロードは再び同じ箇所を今度はゆっくり、舌先がつくかつかないか程度に軽く舐める。

ぴちゃ・・ぴちゃ・・れろ・・・っつつーー・・・っ

「ひゃうっ!!・・ぁ・・っ・・ふ・・んっ・・」
今度は、首筋から鎖骨にかけて。そして再び首筋に戻ってくる。
レオンが、びくっと反応する箇所があれば、そこを何度も何度も、丹念に舐め回していく・・・。
レオンは、そんなクロードの執拗な責めに、体力はすっかり奪われて、もはや抵抗する力も無くなっていた。
なのに、クロードの舌が、レオンの敏感な部分をなぞれば、身体はびくっと反応してしまう。
レオンは、クロードに対してよりも、そんな自分が恨めしく、恥ずかしかった。

・・・気持ち良さをも感じてしまっている自分が。

「レオン・・・気持ち良いだろ?」
そんなの心を見透かしたかのように、クロードが、問い掛けてきた。
「!?・・そ、そんなことないもん!!」
半ばムキになって、答えるレオン。
「ふうん・・・本当に・・?」
舐めるのを止め、レオンの顔を覗き込むクロード。
「ほんと・・・だもん・・・」
顔を背けるレオン。
語尾は、聞き取れ無いくらい小さくなってしまった。

ぺろっ

「ひゃん!!」
唐突に頬を舐められ、悲鳴を上げるレオン。
「そうか、気持ち良くないのか・・・じゃあ、もっと気持ち良くしてあげないといけないよな・・」
にやっ、とクロードは笑みを浮かべた。

それは、レオンには悪魔の笑みに見えた。


クロードは、今まで舐めた部分をなぞるように、レオンの首筋から胸元へと人差し指をつつーーーっと、這わし始めた。
途中、邪魔なシャツを剥ぎ、半裸になったレオンの上半身をクロードの指は、下へと下へと移動していく。
お腹の臍の辺りを通過し、そして、さらにレオンのスボンへと手がかかる。
「ぁ・・・!!」
レオンは思わず目をつむった。
だが、レオンの予想に反し、クロードの手は、避けるように太股へと移動してしまった。
「・・・・・?」
怪訝な顔になるレオン。
そんなレオンの様子にに気付いたのか、クロードは手を、ぴたりと止めると、顔を覗き込んできた。
「どうした、レオン?そんな意外な顔をして」
「え、う、ううんっ、なんでもないよっ」
首を横に振って、あわてて答えるレオン。
「そうか・・・」
そう言うと、クロードはレオンの耳元へ口を近づけて囁いた。
「ふふ・・・レオンだってエッチじゃないか」
「!!!?」
クロードがそう言った瞬間レオンの顔が一気に真っ赤になった。
「な、なっ、・・・」
うろたえるレオン。
それに対して、クロードは余裕の笑みで続ける。
「でも、もうちょっと待ってろよ・・・楽しみは後に取っておくものだから・・・」
そう言うとクロードは、口をぱくぱくと開けるだけで声が出せなくなってしまったレオンを尻めに、再びレオンの脚へと手を延ばした。

レオンの白い足には、贅肉など無駄な肉が一片もついていない。
だからと言って堅いかと言うとそうではない。
少年特有の、弾力に富んだしなやかな筋肉なのだ。
そんなレオンの瑞々しい足をクロードの指が、つつーーっと、撫でていく。
「・・・・ぁ・・・っん」
そのくすぐったいようなむずがゆい感触に、レオンは小さな身体をよじった。
そんなレオンの様子を楽しむように、クロードの手はゆっくりと太股から膝、そしてふくらはぎへと移動していく。
「これ、邪魔だな・・」
クロードはそう言うと、レオンの足首を掴んでレオンの靴を脱がした。
さらに、靴下に手をやり一気に剥ぎ取る。
「!?」
「こっちも・・・」
クロードはさらにもう片方の靴と靴下も脱がせる。
これで、レオンの身体を包むものはズボンだけになってしまった。
その、新たに露らになった素肌にも指を這わせる。
「ひゃあ!や、やめて!お兄ちゃん!!くすぐったい!!」
これには、レオンはたまらず足を引っ込めようとする。
だが、クロードはレオンの足首を掴んで離さない。
さらに追い討ちをかけるようにクロードは、舌先をつけた。
とたん、レオンの体中にぞくぞくっという感触が走る。
「あぁんっっ!!!!お兄ちゃんっやめっくすぐっ・・・たっ・・・!」
レオンは叫ぶが、クロードはやめる様子は無い。
さらに、もう片方の足先にも舌をつける。
「ひゃぁ・・・っぅ・・・んっ・・・!」
「いい声だ、レオン・・・もっと聞かせてくれよ」

ぴちゃっぴちゃっつーーー・・・っ・・・

クロードの舌先が、先ほどとは逆にレオンの足先からふくらはぎ、太股へ下から上へと下を這わしていく。
と同時に、手の平と指先で包み込むようにふくらはぎ、太股を揉み、愛撫していく。
「あぁ・・・んんっ・・・や・・・ん・・・」
真っ白なベッドの上に、乱れた白い布団と白衣。
その純白の隙間からすらりと伸びた滑らかな脚が、熱を帯び淡いピンク色に染まり浮かんでくる。
そんな妖艶な光景のためか、クロードはさらに恍惚とした表情になり、身体も熱っぽくなってきているようだった。
「レオン・・・そろそろ僕も限界だよ・・・いいね?」
「え、な、何が・・・・・・」
そう言う間にもクロードはシャツを脱ぎ捨てた。
華奢ながらも鍛えられた上半身が露になる。
「さ、レオン・・・」
そう言うと、クロードはレオンの太股から手を上へと伸ばし・・・
「や、やめっ」
「レオンももっと気持ちよくなりたいだろ?」
レオンのズボンへと・・・
「お願い!やめてぇぇ!!」
手がかかり・・・




「やめろって言ってるだろぉおお!!!お兄ちゃんのばかあああぁああ!!!」

ゲシィッッ!!!!

レオンは叫ぶと同時に足を曲げ、思いっきりクロードを蹴り飛ばした。
全く予期していなかったためか、レオンの素足はクロードの顔面にキレイにヒットした。

ガスッッ!!!

クロードは蹴られた勢いのままベッドに密着していた壁に後頭部から激突した。
鈍い音が部屋に響く。

ドサッ

そして、そのままクロードはベッドにうつ伏せに倒れこみ・・・動かなくなった・・・。

「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・」
布団を抱きしめ、レオンは荒く呼吸をするレオン。
何が起きたのか、すぐには理解ができなかった。
しばらくして、呼吸が落ち着いてくると同時に、だんだんと現状がわかってくる。
「・・・はあ〜〜〜〜危なかったあぁ〜〜〜・・・・」
大きくため息をつくレオン。
(一体、何をクロードはするつもりだったんだろう・・・)
足元で気絶しているクロードを足先でつついてみる。
反応がない。
”ほっ”っと胸を撫で下ろす。
(・・・たぶん、知らない方が身のためだよね)
そう自分の中で納得すると、レオンはいそいそと衣服を見にまといはじめた。
またいつクロードが目を覚まして襲ってくるかわからない。
こんな所に長居は無用である。


全て着終えると、ふと机の上の容器に目がいった。
全ての元凶である、媚薬。栓が開けっ放しだ。
「まさかこれが媚薬だったなんてね・・・まったく、すごい効果だよ」
(おかげで酷い目にあった・・・)
レオンは苦笑しながら容器と栓を手にとり、栓をしようとした、その瞬間。

「レオン?」

ぽんっ、と後ろからいきなり肩を叩かれた。

「うわああああぁぁぁぁ!!!??」

レオンは思わず悲鳴を上げてしまった。
クロードがまた蘇ったと思ったのだ。
あわてて後ろを振り向くと、だが、そこに立っていたのは、ディアスだった。
「でぃ、ディアスお兄ちゃん!?」
「どうしたんだレオン、そんな声を上げて・・・こっちが驚いたぞ・・・」
ディアスは、反射的に抜いていた剣を鞘に納めながら言った。
「だ、だって・・・そ、それよりお兄ちゃんはなんでここに?」
「間抜けなクロードを馬鹿にし・・・もとい、見舞いに来たんだが・・・ん?なんだ?この匂いは」
「匂い?・・・ああ!!」
(び、媚薬が!!!)
さっき驚いた瞬間に床に落としてしまったらしい。容器からは薄いピンク色の液体が全て零れていた。
辺りに漂う甘ったるい香り。
「・・・レオン」
ついさっきまでとは、明らかに違うディアスの声。
レオンは、ディアスの顔を見ないように、クルリっと180度回転をした。
「じゃ、じゃあボクはもう行くからね、クロードのことよろしく!!」
そう言って、ドアに向かってダッシュ・・・しようとして捕まった。

「レオン・・・俺は昔からお前のことが・・・」


「・・・も、もういやだあああああぁぁぁああ!!!」



レオンの不幸な一日は、まだ終わらない・・・。